都市における喜び
使徒8:4-8,26-39

パウロの伝道戦略は、徹頭徹尾「都市中心」、だからこそ「この地方には私の働くべき場所は残っていない」と断言できたのです。都市は新しい情報にオープンで、人の移動による情報の拡散も期待できる・・・それゆえ都市に福音を植え付けれ …

私たちの祭司イエス
使徒6:1-7,7:54-60

キリスト教会が迫害されるだけの立場から、たった300年でローマ帝国の公認宗教に上り詰めたのは、1世紀の信徒たちが、みな祭司の精神にあふれていたからだと言われています。祭司の精神とは①貧しい人に心を配り、②深く同情的で、③ …

英雄イエス
使徒5:29-33

イエスの十字架は英雄的ではありませんでしたが、それゆえに完全に英雄的でした。僕らは弱く臆病者ですが、この僕らの弱さを、イエスは完全に受け止めて下さったのです。十字架上で強くなれたのに、あえて弱くなった。そしてイエスの弱さ …

恩寵とお金
使徒4:32-37

紀元1世紀のクリスチャンが周りに衝撃を与えたのは、彼らのお金の使い方が並外れた寛容さを示したことに、第一の理由があります。次に、彼らの語るイエスキリストの話に他の共同体の人々が耳を傾けたのは、語る人たちの生活に裏付けられ …

イエスの激動とわが不動
使徒4:23-35

使徒たちは当局に脅された時、「みことばを大胆に語らせてください」と祈り、決して、富や、自由や、愛や、家族や、命が脅かされないようにとは祈らなかった。世界はもともともろいものばかり。だから世界が自分を揺るがさないようにとは …

UNBELIEF
使徒4:1-20

人は皆、自らの人生のシステムを持っており、それが礎となり、自信の源となる。しかしペテロとヨハネは、ある事件を通してそれが壊された。だからペテロは、自分が主人を一旦は否定した事実まで公表し、「すべての人は罪びとだ」と語った …

新しいコミュニティー
使徒2:40-47

私は最近ベートーベンとお友達になりました。それは彼の生い立ちを、キリスト教道徳の教科書から知ったからです。見栄えは悪く、20歳で耳を悪くした音楽家。彼はそんな自分も決して滅ぼさない神への賛美を曲にしていきます。そして最後 …