人生の転換点
使徒16:13-34

著者ルカはピリピでの3人の回心を伝えます。一人は紫布商人のリディア、もう一人は奴隷の少女、そして3人目が看守です。この3人は奴隷でした。え?奴隷は1人だけでしょう。いいえ、リディアも、看守も奴隷だったのです。

看守は義務の奴隷でした。看守として認められたいとの思いに縛られて生きていました。だから自分の管理する囚人が逃げたと思ったとき、彼は自殺しようと思ったのです。もしあなたが今自殺したいと思っているなら、それは義務という偽りの主人に仕え、それに背いてしまったから。生きる価値の源がそこにあり、生きる価値なく生きるぐらいなら死んだほうがましという思いが自殺願望の原因です。

リディアも奴隷でした。権力と名声と影響力を手に入れたら幸せになれると思って彼女は生きて来ましたが、その結果、彼女は空っぽでした。聖書は僕らが、キリストに仕えるか、それともほかの何かに仕えるか二者択一だと言います。僕らは何かのために生きないとダメだからです。

あなたは行き詰まりを感じて落胆していませんか。空虚じゃないですか。自殺したいと思っていませんか。もしそうならそれはあなたが奴隷だから。あなたにはキリストが必要です。もしあなたがキリストを得るなら、真の主はあなたを満たし、あなたを赦してくださいます。